[コラム番号:Y-1-1-0001]

自然災害などで出社困難になる緊急事態や、通信ネットワークの障害など、企業が直面するリスクに備えて「緊急事態に強い電話コミュニケーション環境」の構築が企業の大きな経営課題として近年認識されています。

電話コミュニケーション環境で発生する通信リスク

電話コミュニケーションの環境は大きく6つの区分に分けられます。それぞれの区分において発生しうるリスクが異なり、リスクに応じた対策が求められます。

 

区分

想定リスク

対策イメージ

サービス

サービス自体の故障など

サービス自体のBCP利用、複数サービス利用など

電話・インターネット網

通信の障害、輻輳による利用制限など

固定電話網、携帯網、インターネット網など多重化など

通信NW

ネットワーク回線の障害・断線など

固定電話、携帯、インターネット、WiFiなど多重化など

オフィス/関連機器

PBX機器、ビジフォン、転送GWなど

停電対応、モバイル化、など

端末

機器故障、機器紛失など

代替機器、アプリ利用、番号通知機能など

利用者

大雪・災害などによる出社不可など

テレワーク対応

 

本コラムでは、電話コミュニケーション環境で想定される様々なリスクに対して、Smart PBXを活用したBCP対策例をご紹介します。

次は「既存PBX環境を残したまま、PBXのBCP環境を追加で構築」です。

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